金田 次弘

教員名

金田 次弘 特任助教

プロフィール

東京都出身。 北大理学部化学第二学科で生物有機化学を専攻。筋収縮に働くミオシンATPアーゼと出会う。タンパク質精製を基礎にした生化学的構造化学的研究をスタートした。その後名大理学部化学科での日本学術振興会奨励研究員生活を経て設立直後の国立名古屋病院臨床研究部研究員に採用され、胸腺に発現している鋳型特異性のないDNA合成酵素であるTdTに着目し各種白血病細胞での発現レベルと細胞化学的特性や治療反応性との関連の研究を行った。同時にTdTの構造に関する生化学的研究も行った。その縁でTdTの国際ワークショップに招待され更にその縁でスローンケタリング記念がん研究所より客員研究員のオファーを受けマウス赤白血病細胞の分化機序に関わる研究に2年半携わる事が出来た。珠玖先生との出会いは渡米前にTdTとDNAポリメラーゼのモノクローナル抗体作成を指導して頂く事が切っ掛けであった。独立行政法人化した名古屋医療センターでは臨床研究センター血液免疫研究部長としてエイズパンデミックの抑制をめざすエイズ治療東海ブロック拠点病院の緊急課題としての薬剤耐性HIVとサブタイプ組み換え型流行株の検出と追跡に力を注いだ。その過程で薬剤耐性遺伝子検査法を確立し検査の全国的均てん化にも寄与した。

定年退職後は東京理科大学理工学部応用生物科学科で客員教授として「分子病態学」講義の一端を担った。金城学院大学薬学部客員教授、岐阜薬科大学、中部大学、名古屋大学で非常勤講師も務めてきたが、現在は椙山女学院大学で文科系の学生さんを対象に半年かけて「生命の科学」の講義を行っている。

現在の研究対象はエクソソーム、研究領域は生化学、生物学。「免疫担当細胞由来のエクソソームの精製」を研究課題としている。産官学連携研究員としてエクソソーム創薬にも関わっている。

趣味は読書、家庭菜園で土と戯れる事である。