
FAQ
Q:免疫療法には費用はかかりますか?また、保険との関連は?
A:がんワクチン製剤・細胞製剤及び免疫反応の検査は研究開発用のため自己負担はかかりません。病状を調べるための通常検査(血液検査、レントゲン、CTスキャンなど)については参加される試験によって取り扱いが異なります。詳しく知りたい場合はお問い合わせ下さい。ただし、診察料や入院費用等は、通常の保険診療費請求となりますのでご了承下さい。
Q:参加の条件は?
A:がん抗原が陽性であるかどうかの検査ができる検体が有る方(=過去に手術や生検などでがんの病巣を取ったことのある方)が原則ですが、参加される試験によっては、試験参加の同意をいただいた後に新たに検査用の検体を採取して検査できる場合もあります。その他、がんの種類や進行状態、年齢や全身一般状態、採血の検査値、など細かい条件もありますが、試験によって異なります。
Q:過去に手術や生検は行ったことはなく、画像のみでがんと診断されています。がん抗原を調べるための生検(または手術)などを行って欲しいのですが。
A:生検や手術は出血等の危険性が伴います。臨床試験のためだけの目的として、危険性を伴う処置を行うことは倫理的に行うことができません。ただし、現在通院中の医療機関で通常の検査・治療の一貫として、がん細胞を採取する機会があった場合(胸水や腹水の採取など)は、余った検体を用いてがん抗原の検査ができることがあります。ただし、三重大学ではがん抗原を調べるための検体採取に関して対応することはできません。
Q:現在の主治医に相談したほうがいいですか?
A:三重大学の臨床試験に参加した場合、多くの場合は現在通院中の医療機関と三重大学の両方で患者さん情報を共有しながら治療することになります。是非ご相談下さい。
Q:すべての治療を三重大学でしてほしいのですが
A:申し訳ございません。免疫療法以外の治療に関しては現在通院中の医療機関に引き続き通院をお願い致します。
Q:参加までのスケジュールは?
A:
1.お電話やメール等にて、現在の病気の進行状態、これまでの治療や全身一般状態等の条件が合うかどうかを確認させていただきます。条件が合う場合、必要書類を郵送します。
2.患者さんご自身で現在通院の医療機関からがん抗原が発現しているかどうかの検査を行うための検体を借りていただき、必要書類とともに三重大学に郵送していただきます。検査には約3ー4週間かかります。
3.がん抗原が陽性だった場合、三重大学附属病院の外来を受診していただきます。主治医の先生と患者さんの情報の共有をしながら、さらに詳細な検査を行います。
Q:健康被害の補償について
A:臨床試験に関連する健康被害が生じた場合には、最も適切な治療を行いますが、その場合の医療費の支払いにはあなたの加入している健康保険が適応されます。(参加される試験によっては、健康保険で支払った自己負担分の費用等を、試験を依頼している会社がお支払いすることがありますので、詳しく知りたい場合はお問い合わせ下さい。)また、臨床試験では健康被害に対する補償金は支払われませんのでご了承下さい。
Q:免疫療法の効果はどのくらい期待できますか?
A:がんに対する免疫療法の効果についてはまだはっきりとしていません。三重大学では現在、安全性の確認を行う第I相試験を行っています。